触れる

市民農園はレンタル農園や貸し農園とも呼ばれ、都市部の人が趣味や楽しみのために、郊外などの農地の一区画を借りて農作物を育てるものです。 最近では市民農園の目的もただ単に食物を得るといったものから様々に広がりを見せています。体を動かすことで健康に良い、自然に親しむことで精神的にリフレッシュできる、高齢者が土に触れる事で生きがいを感じる、子供に対する食育といったものなどです。 これからも高齢者が増えてゆくのに対し、健康的でやりがいのある趣味として園芸や家庭菜園の愛好家が増えてゆく事が考えられます。また、オーガニックやエコロジーといった考え方が取り入れられるに従い、安全な食べ物に対する注目度もあがってゆくことでしょう。市民農園を生活の一部として楽しむ人が増えることが予想されます。

これからの環境問題などを考える上でも良い面の多い市民農園ですが、利用する上で注意したい点もあります。 まず、農作業は続けることに意味があるということです。ひとつの作物が育つには一定期間必要ですので、最低でも数カ月から半年程度は作業するつもりがなくてはいけません。毎日とはいかないまでも、なるべく多く農作業するために、市民農園は通いやすい場所を選ぶのがポイントです。 また、大抵は広い農地を区切って複数の人に貸しています。そのため他の人の農地と隣接した形となっています。マナーを守って作業を進める必要があるでしょう。 近頃の市民農園には様々な施設が備わっている事もあります。トイレや休憩場所があったり、農作業用具の貸し出し、農業指導をお願いできるなどのサービスまでみられます。自分で借りたいと思う市民農園の開設主体者に事前に問い合わせるなどして、よくその内容を理解しておくのが良いでしょう。